日本語教師になるためには、小中学校の教員免許のような国家資格はありません。
しかし多くの日本語学校で、日本語教師の採用条件として次の３つのうち、いずれかを求めています。
- １）大学で日本語教育を主専攻あるいは副専攻し卒業すること
- ２）大卒であり、かつ４２０時間以上の日本語教員養成講座を修了すること
- ３）日本語教育能力検定試験に合格した方
わが国の法務省は、日本語学校が留学生を受け入れるために、日本語教師は上記のうちいずれかを満たしていなければならないと定めています。
そのため、国内の日本語学校で日本語教師になるためには、これらの条件が求められることが多くなります。
一方、海外の日本語学校で働きたい方や、ボランティアで日本語を教えるためには、これらの条件は必ずしも求められません。
日本語教育能力検定試験をおすすめする理由
養成講座を修了するためには、４２０時間以上の通学に加え、５０万円以上もの受講料が必要となります。また、大学で日本語教育の単位を取得するには、学習者によって異なりますがおよそ２０万円〜の学費が必要となります。
お仕事や家事・育児でお忙しい方や、費用面で養成講座に通学することが難しい方は、日本語教育能力検定試験を目指すことをおすすめします。
また、海外の日本語学校で働きたい方や、ボランティアで日本語を教えるために、教養として日本語教育に関する知識を習得したいという方にも検定試験の学習は役立ちます。
ＹＹアカデミーは、通信講座で学習できるため、スキマ時間を活用し日本語教育能力検定試験学習することができます。